造花ブーケとは|メリット・デメリット
花嫁の美しさをアシストするウェディングブーケ。
会場やドレス・料理と並び、結婚式の印象を担う重要なアイテムとなるものです。
ウェディングブーケのありかたは、時代とともに移り変わってきました。
ひと昔前までは、会場を取り仕切るプロデュース会社が、料理・ドレス・写真・装花そして最後のギフトまでを、オールインワンのサービスで提供をしてきました。
しかし近年、より自分たちらしさを取り入れ、独自のウェディングプランを作り、結婚式を挙げるカップルが増えています。
ウェディングブーケについては、自分の好きなお花や色・デザインを選べるオリジナルのウェディングブーケを持つ花嫁さんが多くなっています。
私はフラワーアーティストとして、これまで500組以上の方へ、オリジナルのウェディングブーケを作ってきました。
花嫁さんの数だけ想いがあり、ご注文のリクエストも多種多様です。その一つ一つの「理想」に耳を傾け、ご要望に応えてまいりました。
しかしそんな中で、物理的に無理なご要望があったのも事実です。
例えば
- 冬季の挙式でシャクヤクのブーケを使いたい
- 好みのブーケを海外挙式に持参したい
- 前撮りと結婚式でブーケを再利用したい
などです。
ウェディングブーケは「生花」でお作りするので、季節や仕入れの時期によって、使えるお花の種類が限られます。また、状態良く綺麗に咲いている時間はほんの数時間です。
生花には「植物本来のみずみずしさ」があり、それが最大の特長です。しかし、上記のような「季節・距離・時間」に制約があるご要望に対しては、それゆえにあきらめざるを得ない状況でした。
また価格についても、ウェディングブーケ自体のクオリティーは保ちながら、少しでも花嫁さんの負担を軽くできないものかと考えていました。
なぜならそれは、プロデュース会社様経由の商品は、少しオリジナル要素を入れるだけでもビックリするような追加料金が発生するとよく耳にするからです。
そんな想いから生まれたのが、「造花のウェディングブーケ」なのです。
造花ブーケの先入観・デメリット
「造花ブーケ」の印象というと「品質が悪い」「ニセモノっぽい」と思われるかもしれません。
せっかくの特別な日にそのようなものは使いたくない。そう思うのは至極当然のことです。
また、参列者の方に「造花ブーケ」と思われることも、なんだか引け目を感じてしまいがちです。
「造花のブーケなんて結婚式で使うわけにはいかないでしょ」
多くの花嫁さまはそう思うことでしょう。
私もそうです、そう思っていました。これまでは。。。
しかし、そういった考えが古いことに、私自身気づかされたのです。
現代(いま)の造花を知ってからは…
驚くほど、素晴しい品質の造花のブーケ
近年の製造技術の向上により、いままでのイメージをくつがえす、「一見本物と見分けがつかない」造花のブーケを作ることができるようになりました。
私自身も正直、ここまで満足度の高いものができるとは思っていませんでした。
下記の写真をご覧ください。
いかがでしょうか?
「品質が悪い」「ニセモノっぽい」と感じられますか?
これらをクリアしてしまうと、不思議なことにデメリットばかりが気になっていた造花のブーケに対して、一転、造花ならではのメリットに目がいくようになります。
造花ブーケのメリット
費用:安い
仕入れ段階で廃棄ロスが生まれないという造花最大の特長により価格を抑えられます。
個々の価格差、季節や天候による価格変動もありません。また、生産に高コストの種類の生花は、それに比例して販売価格が高くなります(例えば、胡蝶蘭など)。しかし、造花の場合は、多少の差はあれども価格にばらつきがありません。
つまり、「生花では届かなかった高級な花も造花なら使える」ということが可能になります。
保存性:いつまでも、何度でも
保存に特殊な加工や専門的な知識を必要としません。そのまま再利用しても、利用シーンや衣装との組み合わせで違った印象を与えることもできます。
また、結婚式の大切な記念品としていつまでもずっと形に残すことができます。
生花であれば押し花やプリザーブドへの再加工が必要になりますが、造花ブーケの場合は、追加費用をかけることなくそのままお部屋のインテリアになります。
強度:軽くて丈夫、郵送も
とにかく軽い! 水分を必要としない構造が、花嫁さまの負担を軽減します。
また、造花ならではのデザインで様々な加工も施せます。生花の場合に伴う経時変化の色のくすみや、摩擦による折れやスレ・潰れもありません。
当然郵送にも耐えるので、通販で簡単に好みの作品を購入でき、より満足度の高いブーケに出会える機会が増えます。
花粉:アレルギーの心配も無用
花粉飛散がないので衣服や周囲を汚す心配もなく、アレルギーの方の選択肢を削ぐこともありません。
時間:臨機応変、どんなときでも
開花調整に配慮しながら作る生花ブーケに対し、試行錯誤できる造花ブーケは、時間をかけて完成度を高めることができます。
また、花嫁さまにとっては、完成品を式の前日までに手に入れることができます。
イメージと違っていたらどうしようという不安がありません。
まとめ|劇的花屋の造花ブーケ
劇的花屋では、選び抜いた造花と、これまでの生花ウェディングブーケの経験で培った、繊細でデザイン性の高いウェディングブーケをお届けします。
フラワーアーティスト 和田浩一が責任をもって監修したウェディングブーケは、きっとお客様に満足していただけるクオリティーをお約束します。
劇的花屋のキャッチフレーズ、「贈るのは、ドラマです。」
お届けしたウェディングブーケに感動を覚えていただくことが、私の使命です。
是非一度、当店のホームページを訪れてみてください。
*付録*
☆☆☆☆コレだけあります!造花ブーケ4つのメリット☆☆☆☆