ウェディングブーケの選び方
Q.ブーケはどのようにして選べば良いのでしょうか?
A.ブーケを選ぶときにはいくつかの大切なポイントがあります。
そのポイントを押さえてしまえば、専門家に相談しなくても自分ひとりで決めることだってできます。これから書いてあることをしっかり読んで、ぜひブーケ選びのノウハウをマスターしてください。
これを読めば自分ひとりでブーケが決められちゃう!
〜理想のウェディングブーケを手に入れる5つのポイント〜 point① 自分の好みを知る point② ドレスに合わせてみる point③ コンセプトに合わせてみる point④ シチュエーションに合わせてみる point⑤ 季節に合わせてみる まとめ(もしくは はじめに) 付録:カラーコーディネートの基礎知識 |
point① 自分の好みを知る
ケーススタディー
ウェディングブーケが実はプロポーズの証(=結婚式のマストアイテム)であるということは、前回の質問によって明らかになりました。
ウェディングブーケは、いってみればドレスを着ている最中は花婿よりも距離が身近で、写真を撮るときにはかなりの高確率で一緒にフレームイン。ウェディングブーケの印象が花嫁の印象に直結しているといっても過言ではないわけです。
つまり、ウェディングブーケは ”花嫁の象徴” 。
お花って、それくらい存在価値があるんですよ。
ということは、ここはしっかりと時間をかけて選びたい。テキトーに選ぶわけにはいかないのです。
あなたがドレス選びに費やしたのと同じくらいの情熱を、ブーケ選びにも費やして欲しいのです。
そんなわけで突然ですが、ブーケのことはひとまず置きまして、ここであなたが恋人からプレゼントされるシーンを思い浮かべてください。
(scene1)
恋人は奮発して高価なブランドもののバッグをプレゼントしてくれました。
それは、あなたが以前恋人の前で不意に「私これ欲しいんだルンルン♪」と口にしたものでした。恋人はそのことを忘れずにこの日のためにせっせせっせと貯金をしていたのです。
あなたはとても嬉しく思うのでーすーがー、
しかーし!!
実をいうと、今のあなたは新作で出た別のデザインのものにすでに関心が移っていたのでした。
………………
と、まあ、こんな具合です。
真心のこもったプレゼントを受け取ったあなたは嬉しいはずなのに、心にはなぜか変なモヤモヤ感がつきまとう。それを言葉にあらわすと、
「んもぅーっ!!今はそれじゃないんだってばっ!!」
って、あれ? 思ったりしちゃいました?
つまり、無理やりこじつけると、ブーケ選びもそれと同じことなんです。
周囲からいろんなアドバイスをもらったところで、ブーケを持つ花嫁さん、
つまりあなたが、
「わたし、これ欲しい!」
と思えるものでなければずっと後悔を引きずってしまいます。
自分が欲しいと思えるものを身につける、これがブーケ選びの絶対的な柱となるのです。
自分の好みはわかってますか?
「自分の好みがよく分からない」
という方がいらっしゃいます。
まず最初につまずく場所がココ。果たして自分が一体どんなブーケが欲しいのか皆目見当がつかないのです。
でも、それは初めてのブーケ選びなのですから仕方のないこと。
知識もない・普段目にすることもない… のナイナイ尽くしなのですから当然といえば当然。落ち込むことはありません。
大丈夫です。安心してください。
このサイトを訪れてくださった方にだけコッソリと、 ”自分の好みの見つけ方” を私が伝授して差し上げます。
好みのブーケの見つけ方
ITの先端技術を駆使
【GoogleやYahoo!の検索エンジンを活用する!】
1. 検索窓に「ウェディングブーケ」と打ち込んで画像検索をかける。
2. 無数のウェディングブーケの画像が出てくる。
3. その中で目に留まる画像を保存、ブーケの形や色の系統・花の種類・特徴となるキーワード(〜風など)を書き留める。
【SNS(InstagramやPinterest)を活用する!】
2. 無数のウェディングブーケの画像が出てくる。
3. その中で目に留まる画像を保存、ブーケの形や色の系統・花の種類・特徴となるキーワード(〜風など)を書き留める。
あくまでマニュアル派
【書店や図書館を活用する!】
1. 花の専門誌や女性誌のウェディング特集を漁る。
2. その中で目に留まる写真をチェック、ブーケの形や色の系統・花の種類・特徴となるキーワード(〜風など)を書き留める。
3. 購入した雑誌なら切り取ってファイルする。
まずは、これらのことを繰り返してみましょう。
移動時間や休憩時間・お仕事帰り・休日など、空いている時間を上手に活用してひとつでも多くの事例に目を通してください。
あ、決して歩きスマホはしないでくださいね。
まとめ
「なぁ〜んだ、たったそれだけのことなの?!」
とガッカリしないでください。
こんな簡単なことでも、意識付けしてやるのとそうでないのとでは得られるものが全然変わってきます。
以上のことを繰り返すうちに、自然と眼力がつき、おそらくあなたの選んだブーケには傾向が表れてくると思います。
それは、色味であったり、形であったり、花の種類であったり、たとえばナチュラル風といったテイストであったり…
「あ、私まるい形のものばかり選んでる」とか、「淡い色味のものが多いなぁ」とか、あるいは「私って、ピョンピョン動きのある感じが好きなんだなぁ」といった具合に様々な発見があることでしょう。
つまりそれが、まずはあなたの欲しい(=好みの)ブーケということになるわけです。
(つづく)